初詣に行きました。皆さんの合格を祈って。。。 なーんてちゃんとしたことも言えるのですが、もちろん自分の幸せも祈ってです!love&peace!
今年こそ、幸せになりたい・・・ 取り敢えず、新年初の贅沢として、ココイチでチキンカレーに唐揚げをトッピングしました!今年もメタボまっしぐら、こんにちは33-MDDTです。
今回は、「レジン添窩型グラスアイオノマーセメントのツボ」です!
前回のグラスアイオノマーセメントのツボにレジン成分が増えただけです!
≪インプット事項≫
【組成】
液:ポリアクリル酸水溶液
モノマー(UDMA、HEMA、接着性モノマー、重合開始剤(CQ,BPO))
粉:フッ化アルミノシリケートガラス
重合促進剤
【従来型と比較した特徴】
・機械的強度の向上(それでも咬合面は使いたくないです)
・歯面処理を併用すると、従来型より接着性が大きい
・硬化反応は、従来型の酸塩基反応にラジカル重合が加わる。
・感水性、乾燥による亀裂は従来型より少ない。
・フッ素徐放性も少ない。
【グラスアイオノマーセメントのその他の用途】
・ARTに用いられる。
➡発展途上国で電気もねぇ、ガスもねぇ時に「虫歯をスプーンエキスカで取り敢えず取って、グラスアイオノマーセメント詰めておけばいいんじゃね?」という治療。
・フィッシャーシーラントに用いる。
➡ラバーダムクランプがかからない、半萌出歯に使用。
・裏層に用いる。
➡前回の記事参照
・サンドウィッチテクニックに用いる。
➡グラスアイオノマーセメントで象牙質部を、コンポジットレジンでエナメル質を修復する操作。正直、自分はやったことがない。。。
≪臨床問題への応用≫
【問題】
保存:100C-8
45歳の女性。上顎左側犬歯の疼痛を主訴として来院した。患歯は二か月前から一過性の冷水痛を覚えるようになったという。自発痛はなく、電気診に正常に反応する。
レジン添窩型グラスアイオノマーセメント修復を行う事とした。初診時の口腔内写真、エックス線写真、および、齲蝕歯質除去後の口腔内写真を別に示す。
適切な術式はどれか。
a 象牙質に保持形態を付与する
b 窩縁にラウンドベベルを付与する
c 水酸化カルシウム製剤で裏層する
d ボンディング材を塗布する
e 透明ストリップスで圧接する
【解説】
a 象牙質に保持形態を付与する
➡歯質接着性があるので、保持形態不要!
b 窩縁にラウンドベベルを付与する
➡脆性材料だから、ベベル付与したら割れるで・・・?バットジョイントや!
ゴッサムシティのダークヒーローちゃうで?それは、バットマンや!
c 水酸化カルシウム製剤で裏層する
➡この選択肢はえぐい!ですが問題文の「自発痛は無く」とデンタルから「齲蝕はそんなに深くない」と考える。それか「水酸化カルシウム製剤は裏層ではなくて、覆髄ですねキリッ」っと否定する。
d ボンディング材を塗布する
➡それは普通のコンポジットレジン修復です。
e 透明ストリップスで圧接する
➡隣接面に及んでる窩洞形成なので、ストリップスで圧接しましょう。よく気泡が入って上の先生に怒られてます、自分・・・
【解答】
e
それでは、またどこかでお会いしましょう。アデュー(*´♡`*)
- 出典:厚生労働省ホームページ