本日も保存修復の問題をお送りします。「うぇぇーーいオフシーズンやーー」と思ったら色々な方々から個別指導の申し込みが多く全くオフシーズンでないんですが。。。
あれぇ・・・!?温泉は!?ディズニーリゾートは!?この生活が続くと考えると、ゴールデンウイークが次のオフシーズンですかね。。。
こんにちは、33MDDTです。だれか僕を遊びにつれて行ってください、切実に!!!(´;ω;`)
【問題】
保存修復:112-C69
68歳の男性。上顎左側中切歯の一過性の冷水痛を主訴として来院した。
3か月前から自覚していたがそのままにしていたという。近心隣接面に齲蝕を認めたため、コンポジットレジン修復を行うこととした。口腔内写真と切削器具の写真を別に示す。
点線で示す範囲を切削する操作と器具の組み合わせで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 便宜拡大 - ア
b 便宜拡大 - イ
c 便宜拡大 - ウ
d 予防拡大 - ア
e 予防拡大 - イ
f 予防拡大 - ウ
【解説】
最近はやりの「コンポジットレジン修復ってMIだけど、便宜的に健全歯質削るよね」問題です。
まず、左側の選択肢から説明すると・・・
コンポジットレジン修復で「予防拡大」はあり得ませんよね?
なぜなら、予防拡大はインレー窩洞で用いられる単語です。一体型修復のCR修復では予防拡大する必要がありません。
なので、便宜拡大を選びます。
この齲蝕にアプローチするためには、便宜拡大で健全なエナメル質を削除する必要があります。
では、エナメル質を削るためには何を使うか?
普通に考えて「ダイヤモンドポイント」ですよね?
よって答えはbになります。
アのバーはスチール製ラウンドバー、軟化象牙質除去ですよね?
ウのバーはカーボランダムポイント、金属の携帯修正ですよね?
【解答】
b
それでは、またどこかでお会いしましょう。アデュー(*´♡`*)
次回も保存修復でお届けしますね★
- 出典:厚生労働省ホームページ