先日、日曜日の昼に仕事を終え、職場近くの初めて入るラーメン屋へ入りました。「今日も頑張ったし、昼からビールとラーメンと餃子いっかwwwうは、俺テラブルジョアwwww」ってビールの食券に手をかけた瞬間「あれ??33-MDDTせんせー?」っと声をかけられました!!
振り向いたら、僕の教え子・・・ 危なかった・・・
「日曜の昼から一人でビール飲みつつ、餃子を寂しく食べる先生」に成り下がるところだった・・・
とりあえず、ラーメンと餃子だけ頼みましたよ・・・
日曜の昼からビールのんだっていいじゃない!!(´;ω;`)
さて、本日は歯冠補綴学の続きです!
【問題】
歯冠補綴学:112-D50
CAD/CAMを応用したクラウン製作に用いる2種類の装置の写真を別に示す。
それぞれの装置を用いたクラウン製作過程で共通して行うのはどれか。
2つ選べ。
a クラウンの設計
b 歯型のトリミング
c シリコーンゴム印象
d ダイスペーサー塗布
e ブロックの切削加工
【解説】
おおお・・・ 久々に聞いたぜダイスペーサー。。。 僕の講義を聞いてくださっている生徒さんには、必ず「ダイスペーサーとダイハードナーの違い」を教えていますが、果たしてあの子たちは大丈夫だったのか・・・
Aの写真は口腔内スキャナ、Bの写真は模型スキャンです。なので、この問題は口腔内スキャナでも模型スキャン法でも共通してやることなーに?という問題。
こちらの記事も参照してください。
a クラウンの設計
➡AでもBでも結局はCAD上でデータ解析を行い、デジタルデータにてクラウンの設計は行います。
b 歯型のトリミング
➡AでもBでもそんなことは行いません。石膏模型でマージン出しなどを行う際に行います。
c シリコーンゴム印象
➡これはBのみで行う処置です。光学印象法では通常の印象材による印象、石膏模型の制作は不要です。
d ダイスペーサー塗布
➡久々やなwwwきみwww ダイスペーサーは作業用模型の支台歯に塗布するものです。ここで、ダイスペーサーとダイハードナーの違いを記載します。
ダイスペーサー ➡ 目的:セメントスペースの確保 注意:マージン部への塗布厳禁
セメントラインを確保するために、石膏の支台歯模型に塗布するので、マージン部に塗布するとセメントラインが口腔内に露出するため塗布しない。
ダイハードナー ➡ 目的:石膏模型の強度向上 注意:マージン部への塗布OK
e ブロックの切削加工
➡ そりゃA,B両方でするわ!!
【解答】
a e
それでは、またどこかでお会いしましょう。アデュー(*´♡`*)
次回も補綴でお届けしますね★
- 出典:厚生労働省ホームページ