先日、バイト先の院長がキングダムの映画を観て嵌ったらしくコミックスを全巻買い、スマフォのアプリも始めたみたいです。「アプリゲームなんてやるんだぁ、院長」
と思った矢先、12万円課金してました・・・
なんだろう、そういう大人に僕はなりたい!!(*´♡`*)
さて、今回は「義歯用材料のツボ③」、陶材人工歯とレジン人工歯の比較です。
【インプット事項】
基本的な比較はレジンと陶材の比較です。ですが、一つ重要なところが「レジン床との結合」です。
陶材人工歯とレジン床との結合は「機械的結合」です。
そのために、人工歯の基底面に「レジンが入り込むアナ、ないしはピン」があります。
≪臨床問題への応用≫
【問題】
歯科補綴学:110-C43
人工歯の写真を別に示す。
Bと比較したAの長所はどれか。2つ選べ。
a 咬耗が少ない
b 咬合音が小さい
c 経時的変色が少ない
d チッピングが生じない
e 義歯床との接着に優れる
【解説】
まず、基底面をみてAが陶材歯、Bがレジン歯です。それさえわかれば一点いただき!
まれに不意を突いてこのような問題が出てくるので、必ずチェックしてください。
a 咬耗が少ない
➡これは陶材の長所、利点!
b 咬合音が小さい
➡これはレジンの長所!
c 経時的変色が少ない
➡これは陶材の長所、利点!
d チッピングが生じない
➡チッピングが生じるのは陶材の短所!
e 義歯床との接着に優れる
➡これはレジン歯の特徴です、陶材歯は機械的な結合です。
- 出典:厚生労働省ホームページ