歯科材料のツボ

歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。何かご連絡は hema33mddt@gmail.com まで。

裏層材のツボ②リライン

 色々ありまして、火曜の更新ができずに申し訳ございませんでした(-_-;)

仕事が今後より忙しくなりそうです、どうにか更新を続けたいですね・・・

さて、本日は「裏層材のツボ② リラインのツボ」です。

 

 

【インプット事項】

・目的:顎堤吸収により不適合になった義歯粘膜面を1-2mm削除して新しいレジンに置き換える)

 

正常粘膜に行うことが前提

 ➡長期症例で主訴が「痛み」の場合は粘膜調整を行い、その後リライン

 

・人工歯の位置、配列が適正で咬合関係の狂いが生じていないもの

 

直接法はダイナミック印象を行わない間接法はダイナミック印象を行う

 

【流れ】

 

①直接法

 ・義歯粘膜面を一層削除

 ・接着剤塗布

 ・常温型、光重合型リライン材を塗布

 ・口腔内にて保持

 ・形態修正

 

②関節法

 ・義歯粘膜面を一層削除

 ・義歯床をトレーとして機能印象

 ・ボクシング

 ・石膏模型製作

 ・咬合面コアを製作し、ジグにて固定

     or

 ・フラスコ埋没

 ・印象材を除去後、レジン填入

 ・重合

 ・形態修正

 

ってゆーても、こんな文字で起こされても分からないと思います。

なので「リライン リベース ガイドライン」で検索し、補綴学会のPDFを見てください。

本当にわかりやすいですよ!

 

【問題】

全部庄義歯111:C-7

 

76歳の男性。上顎義歯が外れやすいことを主訴として来院した。上顎全部庄義歯は三年前に製作したという。検査の結果、咬合関係に問題が認められなかったため、間接法によるリラインを行うこととした。一連の操作過程の写真を別に示す。

 操作の過程を実施の順番に並べよ。

 

解答:①➡②➡③➡④➡⑤

 

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

 

f:id:v33-MDDT:20190717101255p:plain

 

【解答】

 問題にも注目してください。

「上顎義歯が外れやすいことを主訴」➡顎堤吸収が起こってる

「咬合関係に問題が認められなかった」➡リライン可能

 

結論から申し上げますと、答えは

イ ➡ オ ➡ エ ➡ ウ ➡ ア

 

イ:旧義歯を利用してダイナミック印象を行ってます

 

オ:その後、石膏を注いで模型を製作してます。

 

エ:フラスコにダイナミック印象材付着したまま埋没

 

ウ:印象材を除去し、義歯庄粘膜面を一層削除

 

ア:アクリルレジンを填入

 

 

 

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  1. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。