先日、家族と家族の犬たち(マルチーズ三匹と、シーズー二匹 )と一緒にペンション旅行へ行ってきました。
みんなでレストランにも行きました、みんなでお山にも上りました、みんなでカメラマンさんに撮影もしてもらいました!
正直、幼稚園の遠足みたいな旅でした・・・ みんな楽しそうでよかった(*'▽')
ではポリカルボキシレートセメントです(*´♡`*)
【インプット事項】
ポリカルボキシレートセメント
粉:酸化亜鉛
液:ポリアクリル酸水溶液
硬化機構:イオンキレート反応 ➡ 亜鉛イオンが硬化に関わる
特徴
①歯質、卑金属への接着性がある
➡歯質との接着はカルボキシ基による
②練和は紙練和とプラスチックスパチュラ
➡金属スパチュラを使用するとくっついて取れないため
≪臨床問題への応用≫
【問題】110A-113
歯科理工学
キレート結合で硬化するのはどれか。2つ選べ。
a 水硬性仮封材
b リン酸亜鉛セメント
c グラスアイオノマーセメント
d 酸化亜鉛ユージノールセメント
e ポリカルボキシレートセメント
【解説】
a 水硬性仮封材
➡キャビトンですね。これは石膏が成分に含まれているため、石膏の硬化反応が関与します。
b リン酸亜鉛セメント
➡前回の記事の通り、これは酸塩基反応です。
c グラスアイオノマーセメント
➡問題なのはこれ!グラスアイオノマーセメントの硬化にはイオンは関わりますが、それは架橋反応です!キレート結合ではないので注意!
d 酸化亜鉛ユージノールセメント
➡次回の記事でも記載しますが、酸化亜鉛とユージノールのキレート結合で硬化します。
e ポリカルボキシレートセメント
➡今回の記事で記載した通り、亜鉛イオンが関与するイオンキレート結合です。
【正解】
d,e
ではまたどこかでお会いしましょう、アデュー(*´♡`*)
- 出典:厚生労働省ホームページ