歯科材料のツボ

歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。何かご連絡は hema33mddt@gmail.com まで。

歯内療法関連材料のツボ④「支台築造材料のツボ2回目」

 この時期から駆け込み個別講義が多くなります。卒業試験や国家試験までそこまで時間はないのですが、僕の講義を聞いて1点でも多くとってもらい、無事に合格してくれたらと思い、一生懸命に個別をしてます。

卒業試験前はそれこそ、単純暗記系をもう一度復習したほうが良いと思っています。

そして、臨床実地問題では「問題の考え方、解き方」を頭の中で整理してブレないようにしてください。

「支台築造材料のツボ2回目 ポストコア形成」です。

 

 

では、本日は間接法でポストコアを製作する際の手順を抑えましょう。

 

【インプット事項】

コアに求められる 太さ:歯根の太さの1/3

                                           短いと「歯根破折」の原因になります。

         長さ :歯根の長さの2/3

 

上記になるようにポストが入る穴を形成します。では、どのような流れで穴を掘るのか

 

①根充が終了した歯根があります。

 

ピーソーリーマーでガッタパーチャポイントを根尖1/3だけ残して除去

 

③ガッタパーチャポイントを除去したら、根管形成用バーを用いて徐々に幅を大きくしていく。

 

④精密印象を行い、模型を製作する。その後、模型上でポストコアを製作

 その際、シリコン印象をする場合、レンツロ逆回転させて使用する。

 

≪臨床問題への応用≫ 

【問題】100D-7:歯冠補綴学 

  48歳の男性。支台築造を行っている。治療途中の口腔内写真とバーの写真を別に示す。続いて行う操作に用いるのはどれか。1つ選べ。

 

f:id:v33-MDDT:20191114093017p:plainf:id:v33-MDDT:20191114093051p:plain

a  ア

b  イ

c  ウ

d  エ

e   オ

 

【解説】

  まず、口腔内写真から「根充が終了した状態」です。ここからコア形成をしていくことから、手順は「ピーソリーマー、根管形成用バー」ですね。

 

a  アはラウンドのスチールバーです。齲蝕除去に使用します。

 

b  イはテーパードフィッシャーバーです。窩洞形成に使用されます。

 

c  ウはピーソリーマーです。まずはこちらを使用し、ガッタパーチャポイントを除去します。

 

d  エ

e   オ エとオは根管形成用バーです。ピーソリーマーを使用した後に使用します。

 

 

 

【正解】

 c

 

 

ではまたどこかでお会いしましょう、アデュー(*´♡`*) 

 

 

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  1. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。