歯科材料のツボ

歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。何かご連絡は hema33mddt@gmail.com まで。

国試に向けてみんなが大嫌いなところをやりましょうシリーズ⑤

 卒業保留ださないんじゃなかったんかーーい!!

大学の決定がふらふらするの本当に嫌い・・・

出さないなら出さない、やるならやる! 4月の段階で決めてたなら、貫けよ・・・

そう言う帳尻合わせに付き合わされる学生の身にもなれよ!!

 

どうも34-MDDTです・・・

次々と卒業発表が決まり、ホントにこの時期は鬱になります。

自分の受け持った学生は全員良い結果になってほしいばかり・・・

 

さて、国家試験まであと20日くらい!

ラストスパートいきましょう(*´♡`*) 

 

【112回義歯】

 

67歳の男性。義歯の動揺を主訴として来院した。上顎左側犬歯部のクラスプに破折が認められたため、クラスプを再製し現有義歯を修理することとした。

義歯の写真と再製作したクラスプの写真を別に示す。

鉤脚部埋入の際に優先したのはどれか。1つえらべ。

f:id:v33-MDDT:20200114102203p:plain

 

a 囲繞製の確保

b 維持部の増強

c 審美性の改善

d 把持力の確保

e 床適合性の維持

 

【解説】

さて、この問題・・・ 僕が試験当日に解くことになったら泣き出しそうになるくらい難しいです・・・

だって、「お前何言ってるんだ?」って思いません?

みたことねーもん!このやり方で義歯修理!

ロジカルに考えると

「通常のクラスプ修理は、義歯から破折した義歯をレジンを削って除去し、そのあと新しいクラスプを現有義歯にはめ込み、即重レジンで補強する。そのため、現有義歯粘膜面を削ることになるため、床適合性が損なう可能性がある。今回の手法では、現有義歯から破折したクラスプを除去せずに、頬側から維持を求めたため、床適合性が維持される」

です・・・

 

いや、しらねーーーしwww糞ワロwww

国家試験ではこういう「何言ってるんだお前?」問題にぶち当たる時があります。

ですが、こんな考え方しなくても解けます。

問題をよく見てください

「鉤脚部埋入の際に優先したのはどれか。1つえらべ。」

鉤脚部埋入!!

そう、鉤脚の話してますよ!

 

a 囲繞製の確保

 ➡囲繞製はクラスプが支台歯を取り囲んでる話なので、鉤腕の話!

 

 

b 維持部の増強

 ➡維持は鉤尖の話!

 

c 審美性の改善

 ➡この技法、絶対頬側に鉤脚みえるから、審美性わるくなるやん?

 

d 把持力の確保

 ➡把持力は鉤腕の話!

 

e 床適合性の維持

 ➡あれ・・・・?これしか残らなくね・・・? 正解!!

 

このように、「何について問われてるかをしっかり、明確にして、選択肢一つ一つが何に関してのことなのか?」を考えればおのずと答えが残る問題が多々あります。

国試当日にこのような問題にぶち当たっても、しっかり考えればおのずと答えが浮かびます。

【正解】

e

 

では、またどこかでお会いしましょう、アデュー(*´♡`*) 

 

 

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  1. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。