歯科材料のツボ

歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。何かご連絡は hema33mddt@gmail.com まで。

大学の再開は延期しても、国家試験は延期しない!コロナに負けるな新六年生応援企画「理工をゼロから復習する企画 ~応力ひずみ曲線~ ②」

 ダメだ、テレワーク向かない!お家で勉強できない!!ヾ(:3ノシヾ)ノシ

やることない!!いや、あるんだけど!!

このままいっそ、どうぶつの森にハマれれば良いのに、如何せん歳をとるとゲームにハマれなくなるんですね。

早く、ドライブしたいです、34-MDDTです。

前回の続きいきますよ!

 

【~応力ひずみ曲線~ ②】

 では、前回の続きから。
f:id:v33-MDDT:20200407143228p:plain

 

〇比例限

 ➡10センチの引っ張って、ゴムから手を放してもまた10センチに戻る

 

〇弾性限

 ➡10センチの引っ張って、ゴムから手を放してもまた10センチに戻る

 

じゃあ何が違うん?って話。

結論から言うとグラフ上で比例関係が成り立ち、手を離すともとの10センチに戻る点が比例限(比例関係が成り立つ限界の点)

グラフ上で比例関係は成り立たなくなってるけど、手を離すと10センチに戻る点が弾性限です

要は、Y=αXの直線上にあるか、ないかです

ちなみにαは直線の傾きですよね?なので、この傾きαは比例係数です。

このグラフ上では弾性係数と言います。また、弾性係数をヤング率とも言います。

弾性係数=ヤング率=グラフの傾きです。

 

〇降伏点

 ➡手を離すと元に戻らなくなっちゃう点です。0.2%永久変形(塑性変形)してしまう点です。10センチのゴムが、手を離すと10.2センチになってしまう点です!

別名で耐力とも言います。

 

〇最大応力

 ➡グラフの中で最も力がかかった点です。

 

〇破断点

 ➡ゴムがばっちぃんと切れてしまった点です。

 

では、問題行きましょう

【112D-27理工】

 

 ある材料の引張試験における応力ーひずみ曲線を図に示す。

f:id:v33-MDDT:20200407145818p:plain

矢印で示す点の説明として正しいのはどれか。2つ選べ。

a 破断が起きる

b 変形が始まる

c 引っ張り強さを示す

d 塑性変形範囲内にある

e ヤング率の算出に用いる

 

【解説】

まず、矢印の点は最大応力です。それが分かれば、ある程度の選択肢は消せますが・・・

 

a 破断が起きる

 ➡これは〇破断点です。

 

b 変形が始まる

 ➡これは〇降伏点です。0.2%の変形が起きます。

 

c 引っ張り強さを示す

 ➡そりゃそーだわ

 

d 塑性変形範囲内にある

 ➡問題はこれ。塑性変形範囲・・・

Plastic deformation area・・・

おおお、かっけぇ!!固有血界みたいだ!!

アイオニオンヘタイロイ的な感じだ!!!

違います・・・ ようは、そのゴムが伸びちゃってる範囲です。

ということは、塑性変形範囲とは、「降伏点以上、破断点未満」です

なので、最大応力は塑性変形範囲にあります!

 

e ヤング率の算出に用いる

 ➡そしてこれ、ヤング率は比例係数。ということは、算出するには比例限を用います。

 

【答え】

c,d

 

では、またどこかでお会いしましょう、アデュー(*´♡`*) 

 

 

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  1. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。