【114d-33】
【解説】
でたな、「ザ・普通の手順問題!」。ですが、すこーーし捻っています。
まず、メタルインレーをレジンセメントで接着させようとしていること。
そして、「辺縁のすり合わせ」という単語。
ですが、考え方は普通にメタルインレーの試適合着の流れで大丈夫!
≪流れ≫
コンタクトの確認調整
↓
マージン・内面調整
↓
咬合面調整、その際に辺縁のすり合わせ
(メタルインレーなので、ストレートベベルを窩縁にすり合わせます)
↓
リムーバルノブの除去
↓
最終研磨
↓
内面へメタルプライマーの塗布
↓
レジンセメントにて合着
↓
タックキュア(半硬化状態)でのセメントアウト
↓
その後、完全硬化
という流れになります。
そもそも
bのシラン処理は今回は行いません。補綴物がセラミックインレーや、CRインレーの場合の補綴物被着面処置です。
dのレジンコーティングも、補綴物がセラミックインレーやCRインレーの際に窩洞へ行う裏層です。その目的は、「象牙質歯髄複合体を外来刺激からの遮断」「接着性の向上」です。こんかいメタルインレーなので行いません。
【解答】
a,c,e
では、またどこかでお会いしましょう、アデュー(*´♡`*)
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- 出典:厚生労働省ホームページ