歯科材料のツボ

歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。何かご連絡は hema33mddt@gmail.com まで。

113回 義歯振り返り 粘膜調整剤編

 この間、自分のバイト先の助手さんに

「せんせー、見た目だけは若いからね。見た目だけ。発言は昭和だから気を付けて」と言われました。

今月で36歳になりますが、見た目「だけ」若いという軽めの嫌味でも

 

「ありがどうございまぶぅ、うれしいでぶぅぅ」

 

と、思ってしまうアラフォーの35MDDT です。

 

 

 

 

【113A-61】

f:id:v33-MDDT:20210831083223j:image

【解説】

 ちょっと選択肢が選びにくい問題🤔情報をまとめてみましょう

 

主訴:咀嚼困難

義歯:8年前に製作したが、最近になり咀嚼時に粘膜疼痛

対応:新義歯製作、けどその前に何かやってる!!!

 

以上の情報から「長期症例問題」と判断し「顎堤吸収」と「人工歯の咬耗」をまず疑いましょう。

咬合紙の写真がないので、咬耗は分かりませんが、主訴に対して粘膜面に何かを塗布していることから

「顎堤吸収に伴う、粘膜調整材の塗布」を示唆しています。

しかし、選択肢に「(*'▽')ねんまくちょーーせーーーー!!」 が無い!!( i _ i )

選択肢考察してみましょう!

 

【選択肢考察】

a 義歯床縁の延長、これは粘膜支持不足に対する処置ですし、短期義歯に対して行うことです。

 

b 真菌の増殖防止、カンジダじゃねーーぞ!?!? 即ばつ!

 

c 咬合接触関係の修正、たしかに長期なので咬耗がある可能性があるのですが、粘膜面を弄っているのでバツ

 

d 骨鋭部のリリーフ、そもそも長期症例の義歯内面にリリーフはしません!リリーフは製作過程での話なので、短期症例です!

 

e なんやねん、歪みの解放って!俺の顔が歪んでるってか!!!⇦ ですが、これが答え。

 粘膜調整材を用いて圧痕がついて歪んだ粘膜を正常化します。

 

【答え】

e

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 ★コンテンツまとめ記事はこちら

v33-mddt.hatenablog.com

 

v33-mddt.hatenablog.com

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  1. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。