この間、自分のバイト先の助手さんに
「せんせー、見た目だけは若いからね。見た目だけ。発言は昭和だから気を付けて」と言われました。
今月で36歳になりますが、見た目「だけ」若いという軽めの嫌味でも
「ありがどうございまぶぅ、うれしいでぶぅぅ」
と、思ってしまうアラフォーの35MDDT です。
【113A-61】
【解説】
ちょっと選択肢が選びにくい問題🤔情報をまとめてみましょう
主訴:咀嚼困難
義歯:8年前に製作したが、最近になり咀嚼時に粘膜疼痛
対応:新義歯製作、けどその前に何かやってる!!!
以上の情報から「長期症例問題」と判断し「顎堤吸収」と「人工歯の咬耗」をまず疑いましょう。
咬合紙の写真がないので、咬耗は分かりませんが、主訴に対して粘膜面に何かを塗布していることから
「顎堤吸収に伴う、粘膜調整材の塗布」を示唆しています。
しかし、選択肢に「(*'▽')ねんまくちょーーせーーーー!!」 が無い!!( i _ i )
選択肢考察してみましょう!
【選択肢考察】
a 義歯床縁の延長、これは粘膜支持不足に対する処置ですし、短期義歯に対して行うことです。
b 真菌の増殖防止、カンジダじゃねーーぞ!?!? 即ばつ!
c 咬合接触関係の修正、たしかに長期なので咬耗がある可能性があるのですが、粘膜面を弄っているのでバツ!
d 骨鋭部のリリーフ、そもそも長期症例の義歯内面にリリーフはしません!リリーフは製作過程での話なので、短期症例です!
e なんやねん、歪みの解放って!俺の顔が歪んでるってか!!!⇦ ですが、これが答え。
粘膜調整材を用いて圧痕がついて歪んだ粘膜を正常化します。
【答え】
e
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- 出典:厚生労働省ホームページ