一気に寒くなってきました、そしてなにか物騒なニュースがおおいですね・・・
山梨での放火や、神戸でのストーカー・・・
季節の変わり目というわけではないですが、コロナがある程度落ち着いた結果、そのひずみが出てきているのかな・・・・ と思います。。。
皆さん本当に気を付けてください。
夜まで外で勉強していると思いますが、ほんとに帰り気を付けて・・・
明るい道を歩いて帰ってください、もし怖いならタクシーやらご両親に迎えに来てもらってください。
それほど、皆さんはご両親の宝です💦
【113D-80】
【解説】
7番ががっつり近心傾斜してしまい、このままではブリッジの支台歯にできない症例。部分矯正して、アップライティングしたよー!なんででしょう!?
って問題ですね。
選択肢考察していきましょう。
【選択肢考察】
a 帯環効果は、支台の部分に歯質を取り入れることで、歯根破折の防止や補綴物の脱離を防止するものです。これは「支台歯形成の際に付与されるもの」です。
ファイバーポストコアであろうが、メタルコアであろうが、支台歯が近心傾斜してようが・・・ 支台歯形成するときに気を付ければ帯環効果は得られるので、アップライティングで期待できる効果ではありません!
b 歯冠歯根比とは、「縁上歯質に対する、歯根の比率」です。縁上歯質が少なかったり、歯根が長いと「歯冠歯根比は大きくなり、それはよいこと」とされています。
アップライティングで縁上歯質が多くなった結果、歯冠歯根比は悪くなりました。
c アップライティングで顎堤の改善はむちゃいうなw
d アップライティングすることで、歯質に対して垂直方向の力が加わるようになりました。これにより、歯根膜支持が向上しましたよね!
e そして、支台歯形成する際にアップライティングされている方が、露髄の危険性は少なくなります。
【正解】
d,e
★毎週土曜日7時半より、歯科理工学、歯冠補綴学、床義歯補綴学、保存修復学特化型オンラインサロン
「33-MDDTオンラインサロン歯学部生のツボ」開催中。
★コンテンツまとめ記事はこちら
- 出典:厚生労働省ホームページ