先日、卒業試験1回目の点数が返ってきました。
僕が教えている生徒さんは6年生で結構苦しみ「今年で最後にします」という決意のもと1年間遺書に勉強してきました。
いつもは7割に満たない点数を取り、自信を無くていたのですが、ついに今回8割近い点数を取ってくれました。
補綴に至っては平均60%のところを、80%・・・
本当に、一緒に勉強してきてよかった。これで国試は必ず受験できるし、このモチベなら合格間違いなし!
早く、国家試験が終わったら飲みにいきたいものです🤤
正直、今回のような事案は僕の10年間の講師の仕事で沢山ありました。
「今年で最後にするから全力でやる」「もぅこれでだめなら諦めます」この単語が出た受験生はことごとく卒業し、合格していきます。
多分ですが、卒業できるか出来ないか、合格できるか出来ないかの最後の一押しは本当に「覚悟」なのかもしれませんね。。。💦
【113A-90】
【解説】
最近このような問題が増えてきていると思います、まさに「教科書にのってない!自分で考えて解いてね!」という、現場思考型問題の典型例です。
頭を柔らかくしてこのパズルを解きましょう! 現場思考型=パズルですよ!
抑えるべきは、「4、5をCRするけど、4の辺縁隆線は残したい!」これが重要ですよね?
と言うことは、「4を治療するためには5を治療する前」と言うことになります。
①5のう蝕を除去する (5からう蝕除去することで、4のう蝕に辺縁隆線を除去せずにアプローチできるようになります)
②その次に、4のう蝕を除去します(5のう蝕を除去したことでコンタクトがスカスカなので、辺縁隆線を除去することなく4のう蝕が取れます)
③そして、4にCRで埋めましょう(もしこれを5番からCRしてしまったら4にCRを詰めることができなくなります)
④そのあと、5番のCRをします。
このような問題に出会ったら、一度絵を描くか、「自分が治療するならどーするか?」を想像することです。
今後、このような現場思考型がもっと奥なると思いますので、想像力を養いましょう!
【答え】
c,b,d,a,e
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