友人の子供に生まれた時からプラレールを与え続けていたら、ついたあだ名は「プラレールおじさん」になりました。その子がもっと成長したら、ポケモンカードゲームを与える男になる予定です。将来はの夢は「オーキド博士」と言われてその子に慕われれる事です。
人として終わってます、こんにちは33-MDDTです。今回は「石膏のツボ②」
≪インプット事項≫
石膏で抑えるところは2つ
① 各種石膏の混水比や膨張率の違い
② 石膏の練和条件を変えた時の物性変化
本日は、② 石膏の練和条件を変えた時の物性変化 を見ていきましょう☆
【特徴】
・まず抑えるべき点は「石膏と水がシッカリと反応すると、硬化時間は早くなり、硬化膨張は大きくなり、強さが上がる」
【硬化時間】
・混水比が小さい ➡ 硬化時間短く(しっかり反応するから)
・練和時間(1分以内) ➡ 硬化時間短く(しっかり反応するから)
・練和回数 ➡ 硬化時間短く(しっかり反応するから)
・練和温度(40°付近) ➡ 硬化時間短く(反応速度が早くなるんだって!
・硬化促進材の添加 ➡ 硬化時間短く(そりゃそうだろ・・・
・硬化遅延材の添加 ➡ 硬化時間長く(そりゃそうだ・・・
【硬化膨張】
・混水比が小さい ➡ 硬化膨張大きく
(しっかり反応して、針状結晶の成長の押し合いが増加するから)
・硬化促進材の添加 ➡ 硬化時間小さく
・硬化遅延材の添加 ➡ 硬化時間長小さく
【強さ】
・混水比が小さい ➡ 圧縮強さ大きく
っとまぁ、理工学の聖書に書いてあることのみをまとめたのが上です。
けど、色々な教科書からなんやらあるので、僕が覚えていた表を載せておきますね!
正直これでどうにかなります!←適当
【まとめた表】
この表はインプット!
【硬化時間調整材】
・硬化促進材
NaCl(塩化ナトリウム)、K2SO4(硫酸カリウム)、ZnSO4(硫酸亜鉛)
➡石膏の化学式覚えてますか?CaSO4、促進させるならCaかSO4があれば割と促進する!あと、塩!
・硬化遅延材
≪臨床科目への応用≫
アルジネート印象材はよく比較問題で出ます。かならず知識の確認を(`・ω・´)ゞ
【問題】
歯科理工学:100B-100
β石膏硬化体の圧縮強さが最も大きくなるのはどれか。1つ選べ。
a 混水比の増加
b 食塩の添加
c 硫酸カリウムの添加
d ホウ砂の添加
e 十分な乾燥
【解説】
強さが大きくなる時は、「粉と液がしっかり反応したとき」「乾燥させたとき」!
【正解】
a 混水比の増加
➡粉と液の関係性が崩れてるやん!弱くなるわ!
b 食塩の添加
➡あっ硬化促進材!けど、促進剤が結晶の成長を邪魔するので、強度は弱くなります。
c 硫酸カリウムの添加
➡おっ硬化促進材!けど、bの選択肢と同じ理由でだーめ。
d ホウ砂の添加
➡うっ硬化遅延材!けど。。。ね?だめじゃん?
e 十分な乾燥
➡ありがとうございます、これです!二倍です!シャアにはなれないけど、二倍です!
【解答】
e
では、またどこかでお会いしましょう。アデュー(*´♡`*)
- 出典:厚生労働省ホームページ