歯科材料のツボ

初めまして合格請負人ことmiuです。歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。連絡先メール: tidmiu@gmail.com ラインID: tidmiu インスタアカウント:tid_miu

117回歯科医師国家試験【117D-51】歯科理工学:イオンによる硬化機構

 うぁぁぁぁぁ、合格発表の週だぁぁぁ!!

国家試験終わってから1カ月ちょい経ってるううううう!!!

月日が流れるの早いですね💦

もうすぐ来年度ですって(´;ω;`)ウゥゥ

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【117D-51】

【解説】

 117回の理工学の問題で一番の難易度だと思う。。。本当に最近の理工は図や表を使う問題が多くてうぜぇww さて、少し格好良く解説しましょう!

模式図では、カルボキシル基が水酸基を放出した状態であるCOO-とCaがイオンの架橋反応を示していることがわかります。

【アルジネート印象材】

アルジネート印象材はアルギン酸塩を主成分とする印象材であるが、その硬化機構は段階を追う。

第一段階:アルギン酸塩が有するカルポキシ基をナトリウムやカリウムなどに置換することでアルギン酸塩は水に可溶性となる。

第二段階:アルギン酸塩は硫酸カルシウムと反応し、アルギン酸カルシウムとなる。

第三段階:カルボキシル基がカルシウムイオンと架橋反応を示して硬化する。

 

【グラスアイオノマーセメント】

グラスアイオノマーセメントの硬化機構も段階を追います。

第一段階:粉の主成分であるアルミノシリケートガラスに液部のカルボン酸が反応し、カルシウムイオンやアルミニウムイオンを溶出する。

第二段階:カルボキシル基とそれらのイオンが架橋することで硬化する。

 

【正解】

b,c

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v33-mddt.hatenablog.com

 

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  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。