歯学部オンライン予備校TIDブログ「歯科材料のツボ」

合格請負人ことmiuです。歯科国試、進級、卒業対策。材料から臨床問題を読み解くブログ。連絡先メール: tidmiu@gmail.com インスタアカウント:tid_miu

118回歯科医師国家試験【118A-34】歯冠補綴学:研究用模型からわかること

全ての歯学部生を、歯科医師へ。

TID代表講師のmiuです。
大学で5年以上教え、歯科予備校では10年以上、
100人以上を国家試験合格へ導いてきました。

このブログでは、
国家試験の問題解説と、合格に必要な“本物の戦略”をお届けします。

夢を諦めないすべての歯学部生へ——。

 

【正解へのアプローチ】

 

≪半調節咬合器のインプット事項≫

・顆路は直線で表される。(全調節咬合器は曲線)

・顆路角の再現はチェックバイトを用いる。(全調節咬合器はパントグラフ、チューイン法)

・作業側のベネット運動、平衡側のイミディエイトサイドシフトやプログレッシブサイドシフトの調整は不可。

・平衡側のベネット角(側方顆路角)の調節は可能。

・顆頭間距離の調節は不可。(全調節咬合器は可能)

 

また、半調節咬合器では下顎の運動経路は再現できないため、下顎安静位や最大開口位などの情報は得られません。次いで、模型を咬合器に付着しているので、口腔内では通常みられない「舌側からの咬合接触」を確認することが可能です。

 

【選択肢考察】

×a 安静時空隙は開口筋と閉口筋の力が拮抗しており、上下の歯牙が接触していない状態である下顎安静位で生じる空隙(通常2~4mm)を示す。咬合器では下顎安静位は再現できない。

 

×b 半調節咬合器ではベネット運動は再現できない。

 

×c 半調節咬合器では習慣性開閉口運動を歯再現できない。

 

〇d 半調節咬合器では偏心運動時のガイドを再現できる。

 

○e 半調節咬合器では舌側からみた咬合接触状態を確認できる。

 

【正解】

d,e

 

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  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。