ウイイレのアプリガチャでクリスティアーノ・ロナウドが出てました。
友人に自慢したら、ロマーリオを持っていました・・・ROROは反則やろ!
どうも、33-MDDTです。
≪インプット事項≫
また、この機会に必ず「筋圧形成」は復習しましょう。
【組成】
・カウリ樹脂
・硬質ワックス
【硬化機構】
・温度反応
【性質】
・非弾性印象材
➡無歯顎者の(機能的)概形印象に用いる(一度だけ使ったことがありますが、難しかったです・・・ アルジネート印象材最高や!)
・印象体の修正が容易
➡失敗したら、もう一度お湯につけなおして軟化させて再印象できたり、無駄な部分を印象体が固まったらエバンスとかで削れます
・熱伝導率は低い
・ステックタイプは筋圧形成に用いる
☆機能印象ってそもそも何?
機能印象の目的は「粘膜支持の向上」です。ぷよぷよした粘膜の上に、義歯を装着しても、咬合支持は得られませんよね?(スポンジの上に義歯乗せて噛んだら、そりゃぷにょぷにょします)
それだとまずいので、印象とる時に粘膜に「圧」をかけます。ということは、流動性が良いとそんなに圧はかけられないですよね?
モデリングコンパウンドは流動性が低いので、印象圧がシッカリと掛かります。
そうすると、その印象体に石膏を注ぐと「圧がかかった状態の模型」ができます。
その模型で義歯を製作し、義歯を口腔内に装着したら「粘膜をギュっ!」っと押し込んだ状態で口腔内に保持されますよね?(圧縮したスポンジの上から義歯が入ってる感じ)
そうすると、咬合圧に耐えれます。
これが、「粘膜支持」
なので、圧をかけて印象を採ると「粘膜支持機能の向上」=「機能印象」と言います。
≪臨床問題への応用≫
【問題】
義歯:106C-94
無歯顎の概形印象にモデリングコンパウンドを用いる理由はどれか。1つ選べ。
a 表面再現性に優れる。
b 辺縁を部分的に形成できる。
c 硬化時の寸法変化が少ない。
d 静止状態の粘膜を記録できる。
e アンダーカットの再現性に優れる。
【解説】
モデリングコンパウンド単体でも稀にこのような形ででます。確認を!
a 表面再現性に優れる。
➡流れ悪いし、概形印象なんだから×
b 辺縁を部分的に形成できる。
➡繰り返し使用できるし、一部分を選択的に軟化させてれば出来なくはないか。。。
c 硬化時の寸法変化が少ない。
➡成分のワックスは熱膨張係数大きいんです。膨張が大きいということは、収縮も大きいんです。だから寸法変化は大きいのです!
d 静止状態の粘膜を記録できる。
➡粘膜に圧がかかるのでこの状態は「動的状態」です
e アンダーカットの再現性に優れる。
➡いや、おまえ。。。非弾性印象材やん・・・ 滅せよ
【解答】
b
それでは、またどこかでお会いしましょう。アデュー(*´♡`*)
- 出典:厚生労働省ホームページ