3月も早いもので1週間・・・ そろそろ迫ってきました116回歯科医師国家試験の合格発表・・・ 116回から必修や領域の変更など大きな改良がなされ、その結果がいよいよ出ようとしております。
そして、歯科医師国家試験オンライン予備校TIDの方でも116回解説講義を3月の25日にZOOMにて行おうと考えております。
去年のように1時間程度の講義になると思いますが詳細は追ってお知らせいたします!
PS:全力で花粉がやばいです。眼球一回取り出してオキシドールでじゃぶじゃぶ洗いたいくらい・・・
【116C-87】
【解説】
本当に、115回以降、図やグラフを用いる問題が多くなりましたね💦
図の埋没材は220℃付近で急激な加熱膨張が起こっているところから、クリストバライト埋没材です。
埋没材の膨張は硬化膨張、吸水膨張、加熱膨張の3種類から成り立ちますが、加熱膨張は耐火材のシリカ(クリストバライト)を加熱することで、低温で安定なαクリストバライトから高温で安定なβクリストバライトに結晶構造が変化します。
その際に大きく加熱膨張することから、金属の収縮を補償することができ、クリストバライト埋没材は融点が1000℃以下の金属の鋳造に用いられます。
【選択肢考察】
✕a 純チタンはクリストバライト埋没材では鋳造できません!
✕b 22K金合金はクリストバライト埋没材で鋳造できますが、ブリッジの支台装置には強さの観点から使用することが難しいです!
〇c タイプ3金合金はクリストバライト埋没材で鋳造可能なブリッジの支台装置に使用できる金属です。
〇d 金銀パラジウム合金はクリストバライト埋没材で鋳造可能なブリッジの支台装置に使用できる金属です。
✕e コバルトクロム合金はクリストバライト埋没材で鋳造できず、リン酸塩系埋没材が必須です。
【正解】
c,d
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