歯科材料のツボ

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112回歯科医師国家試験【112B-21】理工学:陶材焼付用金合金編

 12月もついに2週目にはいりました、世間はクリスマスとワールドカップですが、皆様は模試の3回目の復習に追われる日々でしょうか?

来月に迫った116回歯科医師国家試験、この2カ月が追い込みです!気張っていきましょう!

 

【112B-21】

【解説】

 とても素晴らしい問題になります!!ここで基礎知識のまとめ!

 

【陶材焼き付け金合金の特徴】

①合金と陶材の熱膨張係数が似ている

 ➡陶材焼き付け鋳造感は金属と陶材の複合材料なので、熱膨張係数が異なると破折する。合金の熱膨張係数 ≧ 陶材の熱膨張係数

 

陶材とのぬれが良好で陶材と化学的に結合する

 ➡金属と陶材は化学的に結合しています!その時に活躍する添加元素は必修です!

  In(インジウム)、Sn(スズ)、Fe(鉄)

 

機械的性質に優れている

 ➡合金がたわんでしまうと、焼き付いている陶材が割れてしまうため。

 ➡Pt,Pdが配合されている。

 

④焼き付ける陶材の色調に影響を与えない。

 Cu、Niが入っていない!

 

⑤融点が高い為、埋没材はリン酸塩系埋没材を用いる

 ➡Cu(強度向上融点低下)が添加されておらず、Pt Pd(強度向上、融点上昇)が添加されているため。

 ➨その結果、金属の鋳造温度>陶材の焼付温度

 

⑥熱処理硬化可能

 

【正解】

d

 

またどこかでお会いしましょう♪アデュ~(*´♡`*) 

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  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。