全ての歯学部生を、歯科医師へ。
TID代表講師のmiuです。
大学で5年以上教え、歯科予備校では10年以上、
100人以上を国家試験合格へ導いてきました。
このブログでは、
国家試験の問題解説と、合格に必要な“本物の戦略”をお届けします。
夢を諦めないすべての歯学部生へ——。
【解説】
国家試験は毎年、フレンジテクニックを出題しないといけない呪いにかかっているのか・・・・?
フレンジテクニックのインプット事項
①頬筋、口輪筋、舌筋の筋圧中立帯を採得し、その部分に人工歯を配列することで脱離に強い義歯ができる
②フレンジテクニックで得たコアを用いて床翼を形成し、機能的な床翼形態を得ることができる
です。この問題の嫌らしいところは・・・
床研磨面という単語。床研磨面とは床縁+床翼のことを言います。よって、フレンジテクニックにて機能的な床研磨面の付与は正しいです。
【選択肢考察】
〇a フレンジテクニックにより筋圧中立帯を得ることができるので、義歯を装着した際の舌房の範囲を決定できます。
×b 水平的顎間関係はフレンジテクニックでは決定できません。
×c 下顎の床縁の位置はレトモラーパッドなどで決定します。
〇d フレンジテクニックで機能的な研磨面を決定できます。
×e 前歯部人口歯は口角線や鼻翼幅線などで決定します。
【正解】
a,d
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