歯科材料のツボ

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116回歯科医師国家試験【116C-36】歯科理工学:金属焼付用陶材編

 せっかく明日の休みはランニングできると思い、新しいシューズまで買ったのに(´;ω;`) 曇りのち雨じゃねーーかよーーーー!!!

あぁ、豊洲ららぽーとスラムダンクみて帰ろう←

 

【116C-36】

金属焼付用陶材の成分と役割の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ

a 石 英 ────── 強度の向上

b 長 石 ────── 透明度の向上

c 陶 土 ────── 金属色の遮蔽

d フラックス ──── 酸化膜の除去

e リューサイト ─── 熱膨張の増加

 

【解説】

 金属焼付用陶材は陶材焼付冠のフレームに用いられる金属です!

基本的組成は長石系であり、長石、石英、陶土が添加されています!

長石は透明性石英は強度の向上陶土は賦形性を増加フラックスは焼成温度低下

また、焼付用陶材には金属コアとの熱膨張係数の差を減少するためにリューサイトを添加し、金属コアと金属焼付用陶材との界面での剥離が防止しています。

 

【選択肢考察】

〇a 石英は金属焼付用陶材において強度を向上させる役割です。

〇b 長石は金属焼付用陶材の主成分であり、透明性を向上させます。

✕c 陶土は金属焼付用陶材において、賦形性を向上させる役割とです。

✕d フラックスは焼成温度低下のためにです。

〇e リューサイトは熱膨張の増加を目的として添加されています。

 

【正解】

a,b,e

 

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  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。