歯科材料のツボ

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116回歯科医師国家試験【116C-47】歯科理工学:骨伝導能を有する生体吸収性材料編

 さて、ついに3月になってしまいました。116回歯科医師国家試験がおわり1か月が経ちましたね。そろそろ下の学年の方々も進級試験などの時期でしょうか?

僕の方も、いろいろ新年度へむけて忙しくなりそうです♪

ですが、今年もオンライン予備校を開校する予定です!!去年のスタンスはそのままに、よりボリューミーに、パワーアップしてオンライン予備校TID2023を4月から開校する予定なので、新年度に皆様にお会いできることを楽しみにしております(*'ω'*)

 

 

【116C-47】

骨伝導能を有する生体吸収性材料はどれか。2つ選べ

a β−TCP

b ポリ−L−乳酸

c 酸化セルロース

d 炭酸アパタイト

e ポリグリコール酸

 

【解説】

インプラント用材料は顎骨内に埋入した場合の生体反応から、

生体許容性材料、生体不活性材料、生体活性材料、生体吸収性材料に分類される。

その中で、生体内活性材料は骨伝導能を有し、骨組織と化学的な結合生じます。

そして、β-TCPと炭酸アパタイトは生体内で時間とともに吸収される生体内活性材料である。

 

【選択肢考察】

〇a β−TCP骨伝導能を有する生体内活性材料であり、時間とともに吸収されます。

✕b,e ポリ−L−乳酸やポリグリコール酸はGTR膜に利用される吸収性材料であるが、骨伝導能はありません。

×c 酸化セルロースはヘモグロビンと結合し凝結塊を形成する材料であり、骨伝導能はありません。

〇d 炭酸アパタイトは骨伝導能を有する生体内活性材料であり、時間とともに吸収される。

 

【正解】

a,d

 

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  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。