さて、この3月15日に更新しているということは、歯科医師国家試験の結果についてコメントしていきたいと思います。
厚労省からの引用ですが、この数値から
領域A 64%
領域B 67%
と、大方の予想では「今年の国家試験は簡単」という下馬評でしたが、ふたを開けてみたら「普通に難しくない?」といった印象です。
先日、受験者のかたとご飯を食べたときには
「臨床問題の文章が長くて、読むのに時間がかかって見直しができなかった」
という感想をいただき、これは意図して臨床問題の難易度をあげていることが伺えます。
まず、今回の国家試験では以下のような傾向がみられました。
①一般問題では引き続き、図や表などを用いた問題が多く見受けられた。
②臨床問題では、文章の長文化が進み短時間での読解力が必要とされるようになった。
③国家試験過去5年分の問題では対応できない、100回台前半の問題のリメイクなどが数多く出題された。
このように、文章にすると「国家試験の難易度が上がっている」ととらえられますが、問われていること自体は難しいことは問われていません。
重箱の隅を楊枝でほじくるような問題ではなく、「本質的なところを本当に理解しているか」という問題を数多く出題しています。
ようは、アンサーを5年分ぐるぐる回しているだけの勉強はもう時代遅れで、対応出来ないということです。
特に、一般問題では「一見単純そうに見えて、実は難しいひっかけ問題」が多々見受けられました。
注意力が散漫な方はこのような問題にひっかかってしまいます。
このように、国家試験の難易度が上がってきています。
118回以降もこのような問題が多く出題されるはずですので、皆様の勉強方針をもう一度考え直してみてください。
また、3月29日の20時から無料の117回解説講義を行う予定です。
詳細は追って連絡いたしますので、受験者の方は是非ご参加ください(*´▽`*)
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