先日の個別指導で学生さんが悩みを抱いていました。
それは
「どうしましょう、大学がオンライン講義になってしまい、家で勉強することになったのですがなかなかオンオフができなくて・・・」
「勉強カフェとかワーキングオフィスを借りようとしたのですが、どこも大学までの沿線だと高くて、結構混んでるみたいで・・・」
確かに、オンライン講義を家でずっと9時から16時まで聞くのは酷ですよね。
実際問題、講義する立場の僕ですら1時間半、パソコンの前でただ誰の顔も見ることなく延々と話し続けるのはつらいです。
それが1日4コマもある学生の立場だったら・・・
僕なら諦めてモンハンライズに走りますね💨←
なので、少し提案したのは
「なんで大学までの沿線で考えているの?これを機に全然違う今まで行ったことのない土地のワーキングオフィスにすれば?」
「それなら、都心へ向かう満員電車に乗ることもなく、新しい土地で自分のお気に入りのカフェやご飯屋さんも見つかるかもしれない」
「6年生は常に勉強、だけど、そのなかに あ、美味しいカフェみっけ! あ、この公園素敵! みたいな細やかな幸せは持たないとやってらんないよ?」
その子は
「なんで私大学に行かないのに、家から大学の間で考えていたのだろう・・・ 失念してました!」と笑顔で帰って行きました、よかたよかた(*'ヮ'*)
ま・・・・ この案がでたのは6年生留年を繰り返してた僕が大学に行くのが嫌で嫌で、自分の最寄りの駅から大学と反対方向の電車にとって高尾山へ行って気分転換していたからなのですが・・・・⛰
さて、今日も義歯です。新しいプラットフォームは現在進行形で準備中です、お見せできるタイミングで皆様にご提案いたしますね。
【114回
【解説】
難解ですね・・・ これもまた・・・・ こういう「お前何言ってるんだ・・・・?」という問題が今回の国家試験では多い気がします。
さて考え方ですが!
主訴:咀嚼困難だったけど、治療義歯いれたら治った、しかし舌感がわるいらしい
主文から:咀嚼困難は改善したらしい
写真から:普通のなんの変哲もないケネディ1の義歯だね!キャストクラスプの!
この義歯の一体何が舌感が悪いんだろう・・・・ よーわからん!とりあえず選択肢みてみましょう!
【選択肢考察】
a:咬合の挙上
→咀嚼困難は回復しているんやろ?ならもう必要ないよね?
b:義歯床後援の短縮
→ということは、これレトモラーパッドの部分削る気か!?
やめろ!粘膜支持がなくなってしまうぞ!!
c:間接支台装置の追加
→いや、別に患者さん「めっちゃ横揺れするんですう!把持力たりないんですう!」って主訴じゃなくね・・・?
d:リンガルバーへの変更
→んんん!?あーたしかに!これ、大連結つかってない!ということはこの義歯、レジンの部分めっちゃ厚い!そりゃ違和感ありそう!
e:ワイヤークラスプへの変更
→みんなこの選択肢を選びがちですが。。。
別に患者、見た目がどーのこーの言ってないよ?
というころで
【正解】
d
この問題、なかなか難しいですが義歯の臨床問題の解放は「この選択肢が答えになる時、患者は何を訴えてくるかな?」を考えることです。
選択肢から主訴を逆算し、その主訴が問題の主訴と違ったらその選択肢は誤答です!
- 出典:厚生労働省ホームページ