ようやく113回の保存まで振り返りが終わりました💦
115回国家試験が終わりましら、115回の保存、義歯、歯冠補綴学、理工学の解説を行っていく予定ですが・・・
うーん、やはり動画でもとってアップしてみようかしら(゜-゜)
いかんせん、病院などで診療しているときに「ブログみてます!」と言われると恥ずかしくなってしまうので、YouTube動画貼ったらもっと恥ずかしくなってしまう・・・
ですが、来年度も皆様のお役に少しでも建てるように、新企画を準備します!
【113D82】
【解説】
これも鉄板の「補修修復に必要なのはどれ?」問題です。
まず、この問題では「インレー破折した」というところが重要です。
写真から読み取るに、CRインレーかセラミックインレーでしょう。
そして、この割れた部分にCRの直接修復を行います。
という事は、いまから填入するCRが接着しなければならない被着面は
「歯質とSiO2」になります。CRインレーであろうが、セラミックインレーであろうが材料的に考えるとシリカがメインのインレーなので、SiO2が被着面です。
そうすると。。。
【選択肢考察】
a シラン処理:これはレジンとシリカの接着に必要です〇
b プライミング処理:もちろん歯質とレジンの接着に必要です〇
c ボンディング材:これは「シラン処理されたインレーとプライミング処理された歯質に覆いかぶす」ように処理します。必要です〇
d レジンコーティング:これはあくまで形成時に行う事。補修修復の際は行いません。
e レジンインプレグネーション:これはホワイトマージンなどが起こった際に、その亀裂にボンディング材を流し込むことです。
【正解】
a,b,c
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