歯科材料のツボ

初めまして合格請負人ことmiuです。歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。連絡先メール: tidmiu@gmail.com ラインID: tidmiu インスタアカウント:tid_miu

113回 保存修復学振り返り CR手順編

 ようやく113回の保存まで振り返りが終わりました💦

115回国家試験が終わりましら、115回の保存、義歯、歯冠補綴学、理工学の解説を行っていく予定ですが・・・

うーん、やはり動画でもとってアップしてみようかしら(゜-゜)

いかんせん、病院などで診療しているときに「ブログみてます!」と言われると恥ずかしくなってしまうので、YouTube動画貼ったらもっと恥ずかしくなってしまう・・・

 

ですが、来年度も皆様のお役に少しでも建てるように、新企画を準備します!

 

【113D82】

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【解説】

 これも鉄板の「補修修復に必要なのはどれ?」問題です。

まず、この問題では「インレー破折した」というところが重要です。

写真から読み取るに、CRインレーかセラミックインレーでしょう。

そして、この割れた部分にCRの直接修復を行います。

という事は、いまから填入するCRが接着しなければならない被着面は

「歯質とSiO2」になります。CRインレーであろうが、セラミックインレーであろうが材料的に考えるとシリカがメインのインレーなので、SiO2が被着面です。

そうすると。。。

 

【選択肢考察】

a シラン処理:これはレジンとシリカの接着に必要です〇

 

b プライミング処理:もちろん歯質とレジンの接着に必要です〇

 

c ボンディング材:これは「シラン処理されたインレーとプライミング処理された歯質に覆いかぶす」ように処理します。必要です〇

 

d レジンコーティング:これはあくまで形成時に行う事。補修修復の際は行いません。

 

e レジンインプレグネーション:これはホワイトマージンなどが起こった際に、その亀裂にボンディング材を流し込むことです。

 

【正解】

a,b,c

 

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 ★コンテンツまとめ記事はこちら

v33-mddt.hatenablog.com

 

v33-mddt.hatenablog.com

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。