歯科材料のツボ

初めまして合格請負人ことmiuです。歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。連絡先メール: tidmiu@gmail.com ラインID: tidmiu インスタアカウント:tid_miu

115回歯科医師国家試験【115A-64】保存修復学 楔状欠損編

 4月1日からうちの医局に大学院生が入学するみたいです。その先生は僕が二年前に個別指導をしており、1年間の研修を経てなぜか僕がいる講座に舞い戻ってきました💦

そして、なぜか、僕の勤めているクリニックで彼の診療をしております。。。

 

すっごく慕ってくれるのは有り難いのですが・・・・

 

なんで男やねん!!! そこか女子だろ!!! 女医の先生だろ!!

元教え子(女性)が恩師の講座へ大学院生として入り、元教え子(かわいい女性)が恩師に口腔内を見られる!!

なんで男やねん!!! 中高も同じ学校でしたのでとても縁を感じておりますが・・・

 

あ!俺の中高、男子校だ!←

 

そして、オンライン予備校すでに2人参加していただけるようです!

これで必ず1年間やり切らないとだめになった!!←

まだまだ、初月無料キャンペーン実施中です。ご質問等ございましたら下記までご連絡ください。

mail:tidmiu@gmail.com

ラインID:tidmiu

 

【115A-64】

f:id:v33-MDDT:20220328084352j:image

【解説】

 さてこの問題は楔状欠損をレジンにて修復する際に、どのような処置が必要か?を問う問題です。

楔状欠損をコンポジットレジンで治す際のインプット事項はこちら↓

 

【楔欠損をレジンで治す際のインプット事項】

①用いるレジンは弾性係数の小さいフロアブルレジン

→応力が集中する歯頸部なので、良くしなってくれるフロアブルレジンを使用する。

 

②脱離しやすい箇所なので、コンポジットレジンの直接修復だが「保持溝」を付与

 

ラウンドベベルはエナメル質窩縁に付与する

象牙質にはベベルは付与しない

 

④通常の直接修復と同じ手順だが、接着を良くするために表面の一層削除は必要

 

【選択肢考察】

×a ライニング:ライニングは齲蝕が深い場合に、外来刺激を遮断する目的で行う処置です。そもそも、齲蝕じゃないし、行いません!

 

×b プレウエッジ:これは隣接面の齲蝕を除去する際、歯肉や隣接歯の保護を目的として、コンタクト部にクサビを挿入する処置です。いやいや、コンタクトじゃねーし!今回治すの!

 

×c レジンコーティング:これは、セラミックインレーやCRインレーなどのレジンセメントを用いる際に、窩底部にフロアブルレジンで行うライニング処置の一種です。インレーではないのでおこないません!

 

○d 露出象牙質の一層削除:この操作を行うことで、新鮮面を露出しより良い接着修復が可能です。

 

×eディンティンコンディショニング:これは、グラスアイオノマーで修復する際に、ポリアクリル酸を用いて行う処置です!CRなので不要!

 

【正解】

d

 

またどこかでお会いしましょう♪アデュ~(*´♡`*) 

lomrret.wixsite.com

 

★オンライン予備校TID

★インスタアカウントTID

「tid_miu」で検索してみてください(*´▽`*)

https://www.instagram.com/tid_miu/

 

★コンテンツまとめ記事はこちら

v33-mddt.hatenablog.com

 

v33-mddt.hatenablog.com

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。