歯科材料のツボ

初めまして合格請負人ことmiuです。歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。連絡先メール: tidmiu@gmail.com ラインID: tidmiu インスタアカウント:tid_miu

116回歯科医師国家試験【116A-73】義歯:長期使用した義歯の対応編

 明日は久しぶりの他大学での講義になります★埼玉でお会いできる方楽しみにしております♪

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【116A-73】

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【解説】

 おいおいおい!!リライン材がミルフィーユみたいになってるぜ!!!

さて、この問題のポイントを掴んでいきましょう。

①主訴「咀嚼時疼痛」

②義歯製作して10年

③5年前から脱離を繰り返してリラインを繰り返していた

そして、写真を確認すると 

「厚いリライン材」「人工歯の咬耗」の2つが見受けられます。

正直この義歯をこのまま使用するのは難しいので、新義歯を製作します。しかし、現有義歯は新義歯ができるまでに使用するために「咬合面再構成」を行います。

 

【選択肢考察】

◯a 人工歯の咬耗が見受けられるため、咬合面再構成を行います。

◯b 流石に、このまま現有義歯を使い続けるのは難しいため、新技師を製作します。

×c 金属床を除去しても何も変わりません・・。

×d ポストダムは「義歯新生時に脱離の防止を目的」として付与します。10年経った義歯には付与しません。

×e リップサポートは「主訴:審美不良や発音障害」の際に付与します。

 

【正解】

a,b

 

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v33-mddt.hatenablog.com

 

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  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。