どの大学の6年生も一回めのテストが始まる時期ですね・・・ 今年6年生になった方はようやく「受験生」としてエンジンがかかってきた頃でしょうか・・・? まだ夏前です、ここまで少し怠けてきた方もまだ間に合います!! 夏を超えたら年末まで一瞬ですから、この梅雨が始まる前までに修正しましょう!
さて、私ごとですが、来月7月に出張講義として埼玉にある大学にお伺いすることになりました。
もし、このブログの読者のかたが居たらとても嬉しいです、4時間かけて全部床義歯を行う予定です、出張講義は名古屋にある大学へ行ったぶりなので久々で緊張しますね。。。。💦
って、やば!土曜日だ、出張講義・・・・ オンラインサロン🤔 その大学の講堂貸してもらおうかしら⇦
7月からオンラインサロンはクラウンブリッジへ移行します、興味ある方は記事の下のリンクからどうぞ(*゚Д゚)
【問題 114D-86 歯冠補綴学】
【解説】
ほぅ・・・ クラブリの5要件をこのような聞き方するとは・・・(´ε`;)
なかなかやりおるな・・・・
さて、この問題を解く前に歯冠補綴学の5要件とは何なのか?をしっかり理解しておきましょう
①生物学的要件
この要件が満たされていない補綴物を装着すると、歯周病や虫歯、になります。なので、具体的には「適切なマージン形態」「適切なコンタクト形態」「適切なポンテック形態」などです
②機能的要件
この要件が満たされていない補綴物を装着すると、発音障害や咀嚼障害が起こります。具体的には「ABCコンタクトの不良」「息抜けしやすい補綴物形態」など
③力学的要件
この要件が満たされていない補綴物を装着すると、補綴物が脱離したり、破折します。具体的には「不適切な軸面形成」「不適切なクリアランス」など
④材料学的要件
この要件が満たされていない補綴物はそもそも、腐食しやすいです。
材料そのものが粗悪なもののイメージです
⑤審美的要件
これはそのままですね!
そして、この問題が深いのが「一次性障害」まで説いてきている事。
補綴物の一次性障害とは、歯の喪失直後やごく短い期間に起こる障害のことです。
具体的には「咀嚼障害、発音障害、外観不良、感覚障害」など・・・
という事は、今回上顎の1番が欠損しました。
そうすると・・・・
まず、「発音障害」⇒機能的要件を満たす必要がある。
「外観不良」⇒審美的要件を満たす必要がある。
という事になります。
【正解】
a,c
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- 出典:厚生労働省ホームページ