先日の出張講義の際に質問してくれた学生さんが「ブログ観てます」と言ってくれたその一言でめっちゃ元気出ました。
ジミー―にコツコツ更新しててよかった🤤
そして、世間はついに12月!
クリスマスもお正月もないですよ、皆さん!あと二か月、風とコロナに負けずに突っ走りましょう。
【113A-42】
【解説】
保存修復お得意の「診査診断系問題」
保存修復は診査診断、コンポジットレジン修復、窩洞の要件でどうにか点数とれますのでしっかり抑えましょう!
主文から
右下臼歯ブラッシング時の疼痛 → 象牙質知覚過敏かなぁ?
打診、咬合痛無 → 神経、根尖は問題なし
プロービング2mm → 辺縁性歯周縁なし
上記の判断を行いましょう。
【選択肢考察】
a 温度診:これは歯髄の生死などに良く使用します。ですが、象牙質知覚過敏も「一過性の冷水痛」を発現する可能性があるので、有効ですね!
b擦過診:これも象牙質知覚過敏に有効です。主訴の「ブラッシング時の疼痛」という単語から選びたくなる選択肢ですね。
c切削診:これも 歯髄の生死の判定に使用します。が、「ブラッシング時の疼痛」というだけで「はい、では歯質を削りますねぇ(マジキチスマイル)」と言われたらその歯医者やべぇってなりますよ。 あくまで、「最終手段」だと思ってください、優先度低いです。
d楔応力検査:これは「歯根破折」の診断に使用します。その様な所見はないので優先度低め。
e 咬翼法エックス線検査:歯質の実質欠損等を判断するために「とりあえずヤっておく?」的なチャラいやつ←
正直、2つ選べの問題だったらa,bの確定なのですが・・・・
3つ選べとなると・・・(゜_゜>)
c,dがあまりにも優先度が低いので、「とりあえずヤってく?」のエックス線を選ぶしかないですね!
という事で答えは!
【解答】
a,b,e
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