歯科材料のツボ

初めまして合格請負人ことmiuです。歯科国試、進級対策。材料から臨床問題を読み解くブログです。月、水、金更新予定。連絡先メール: tidmiu@gmail.com ラインID: tidmiu インスタアカウント:tid_miu

115回歯科医師国家試験【115D-53】 歯科理工学 バイオマテリアル編

 先日、

jdsaofficial.wixsite.com

の代表の方とお話しする機会がありました。

そもそも、JDSAってなんぞや?という方はリンクを踏んでみてください。

そして、JDSAさんの方で、115回の解説講義をさせていただく運びとなりそうです。

詳しい内容が決まり次第、こちらのブログ等で報告させていただきます。

いやぁぁぁ・・・ ハイテンションで材料だけを語る1時間の動画になりそうです・・・ こんなの、歯学部生に見せて良いのか・・・

呆れられないよう、精進いたします(*´▽`*)

 

 

 

【115D-53】

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【解説】

あぁぁぁ・・・・ なんて、どの出題委員が製作しかが分かる問題や・・・

こういうの・・・ 難しいよね、ですがバイオマテリアル系はどうしても避けられない事実。歯科理工が口腔外科ともリンクしてしまうと、いよいよ難しい(゜.゜)

まず、言葉の定義から!!

 

骨形成能:移植骨中の細胞自体が増殖し、直接骨を形成する能力。

 

骨伝導能:細胞が骨を形成するための足場としての能力。

 

骨誘導能:未分化間葉系細胞が骨芽細胞に分化し骨形成を誘導する能力。

 

免疫原性:抗原などの異物がヒトや他の動物の体内で免疫応答を引き起こす能力。

 

生体吸収性:体内で吸収され、骨と置換する性質。

 

かっけぇ・・・ なんか「能力」とか「性質」ってすごく中二心を擽られる・・・

 

 そして、骨補填材には生体活性材料が使用され、ハイドロキシアパタイト、βリン酸三カルシウム(β-TCP)、バイオガラスなどがあります。

これらの材料は、骨に埋入した時に材料表面側からも骨が形成され、材料と骨が一体化する骨伝導という性質があります。

また、β-TCPハイドロキシアパタイトに比べて溶解性が大きく、最終的に体内で吸収され、骨と置換する生体吸収性材料でもありますね?

これらの性質は自家骨と同等の性質であり、β-TCPは骨補填材として多用されている。

 

【解答】

b,e

 

またどこかでお会いしましょう♪アデュ~(*´♡`*) 

★コンテンツまとめ記事はこちら

v33-mddt.hatenablog.com

 

v33-mddt.hatenablog.com

  1. 出典:厚生労働省ホームページ 

    https://www.mhlw.go.jp/index.html

  2. 歯科医師国家試験」(厚生労働省

    歯科医師国家試験 過去問

    を加工して作成。