【解説】
僕が現役の時にEichnerの分類を「エイヒナーの分類」とよみ、赤っ恥をかいたmiuです・・・
英語わからないもん・・・😭
116回はケネディもアイヒナーも両方出題されました。このような基本的な箇所は確実に得点したいですね。
《アイヒナーの分類インプット事項》
・上下顎の左右大・小臼歯群による4つの咬合支持域の残存状態による分類
→残存歯数や欠損部位は分かりません。
・1つの支持域でそれを構成する一部の歯が失われても残存歯に接触があれば支持域は存在するとする
→上顎右側の7番と下顎右側の7番が残っていれば、6番が欠損していても「支持域は存在する」とカウント
・咬頭嵌合位の安定性や、咬合支持能力の度合いを示している
A:4つの支持域が全て存在しています。
A1:28本全てのほ歯が存在してます
A2:上下顎のうち1顎に欠損があり、対合は14本歯が存在してます。
A3:上下顎とも欠損があります
B:咬合支持域が減少してまるが、どこかで噛んでいます。
B1:3つの支持域をもつ
B2:2つの支持域をもつ
B3:1つの支持域を持つ
B4:支持域がない(前歯部のみに咬合接触がある)
C:残存歯で咬合してません。
C1:上下顎に残存歯がある(すれ違い咬合)
C2:上下顎のうち1顎が無歯顎
C3:上下顎とも無歯顎
今回の問題では、C1なので「すれ違い咬合」です。ということは、咬合高径は全部床義歯の方法を使用し、かつ残存歯を加味します。
【選択肢考察】
×a 顎堤の形態はポンティック形態に関係します。
⚪︎b 下顎安静位は垂直的顎位に関与します。
×c 舌の高さは仮想咬合平面に関与します。
⚪︎d 残存歯の高さは関与します。
×e レトモラーパッドは仮想咬合平面に関与します。
【正解】
b,d
またどこかでお会いしましょう(*´▽`*)
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