先日、今年の国家試験に合格した生徒が挨拶に来てくれた際に
MDDT「大変でしょー、受かったら受かったで被保佐人とかの証明書とりに法務局とかいかないと。。」
学生「え、今年からそれ絶対禁忌じゃなくなったんですよ?だから、法務局いかなくていいんです!」
MDDT「うわぁ・・・ 来年の国試でそぉ・・・」
らしいですね、衛生の事よくわかりませんが、絶対禁忌じゃなくなったのか。。。
さすが、現役バリバリだった4月から一年目のドクターは違いますね💦
世の中がコロナで大変なことになっていますが、うちの大学は入学式等が伸びて5月からの講義になりました。
そういった歯科大学は結構あるみたいですが、そうするとこの4月が勉強に差がでます。
ここで自学自習できるかで、相当差が付きますので今のうちに気を引き締めてください!
【113回C49-歯冠補綴学】
陶材焼付け冠製作中のある過程の写真を別に示す。
矢印で示すものの使用目的はどれか。1つ選べ。
a 耐火模型の製作
b 最終歯冠形態の再現
c 前装スペースの確認
d 支台歯形成削除量の確認
e シリコーンガム模型の製作
【解説】
ついにでました、陶材焼付け鋳造冠におけるシリコーンコアの意義!
陶材焼付け鋳造冠の製作に関してはこちらで確認してください。
この記事で
④メタルコーピングのワックスアップ
➡まず、歯冠部全ての形をワックスアップ。
その後、窓あけ(カットバック)を行いコーピングの形にします。
★重要なのは、一度「全部鋳造冠を製作するようなワックスアップを行い、その後窓あけを行う」ということです
とあります。この際に使用するのが、シリコーンコアです!
最終補綴物の形をワックスで製作し、その状態でシリコーンコアを取ってから窓あけ
これを行うことで、「前装部のスペースが確保」されます!
a 耐火模型の製作
➡それは複印象の話・・・
b 最終歯冠形態の再現
➡もしこの問題が、ワックスを矢印で示していたらこちらが答えになります。
陶材焼付け鋳造冠のワックスパターンは最終歯冠形態を再現してから窓開けをします。
c 前装スペースの確認
➡こちらが答えですね!
d 支台歯形成削除量の確認
➡こちらと間違えた受験者多そう・・・
e シリコーンガム模型の製作
➡いや、それは・・・ ここでおさらい、シリコーンガム模型製作の目的は!
①補綴物のカントゥアの確認
②エマージェンスプロファイルの確認
でしたね?
【正解】
c
では、またどこかでお会いしましょう、アデュー(*´♡`*)
- 出典:厚生労働省ホームページ